お手軽なプチ整形でしわを改善
ヒアルロン酸は化粧品の成分としても使用されているため、ご存知の方も多いのではないでしょうか。「1グラムで6リットルの保水力」なんてキャッチコピーがよく使用されていますね。ヒアルロン酸は元々人間の体内に存在する成分のため、皮膚なじみが良く安全な注入剤とされています。気になるしわの部分に注入することで皮膚を持ち上げしわを目立たなくするという即効性のある治療です。
こんな方におすすめ
- しわが気になる
- 手術には抵抗がある
- 周りに気づかれずに治療したい
ヒアルロン酸注入のポイント
呼び名はクリニックによって違いはほとんどなく、「ヒアルロン酸注入」「ヒアルロン酸注射」と呼んでいる所がほとんどです。
しかし、ヒアルロン酸には多くの種類があり、注入部位やシワの深さなどによって使い分けされています。また、認可を受けているものやそうでないものなどさまざまです。
ヒアルロン酸注入のポイントと種類をご紹介していきます。
治療方法 | 注射による注入法 |
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ダウンタイム | 腫れや赤みが数日出る場合があります。また、内出血が出ることがありますが、その場合1~2週間程度で消失します。 |
痛み | 注射の痛みはありますが、我慢できる方がほとんどです。クリニックによっては麻酔テープや麻酔クリームを使用してくれる所もあります。また、最近では麻酔剤が配合されたヒアルロン酸もあります。 |
持続効果 | 種類や部位によって異なるが、半年から1年程度で体内に吸収されます。 |
ヒアルロン酸の種類
ヒアルロン酸注入剤の中でも代表的なものをご紹介します。
ジュビダームビスタ
日本国内で初めて、厚生労働省の承認を得ているヒアルロン酸です。また、FDA(米国食品医薬品局=日本の厚生労働省にあたる所)の認可もおりています。しわ治療で有名なボトックスを販売しているアラガン社の製品です。注入した際に自然な外観や肌触りに仕上がるのが特徴です。
レスチレイン
プチ整形で多く使用されている製品です。スウェーデンのQ-MED社(現在はガルデルマが吸収合併)製でFDAに認可されています。レスチレンリド、レスチレンバーレンリドは厚生労働省の承認を得ています。
リデンシティ
テオシアル社のスイス製ヒアルロン酸「テオシアル」の中の美肌のためのヒアルロン酸です。ヨーロッパのCEマーク認可のテオシアルリデンシティはヒアルロン酸と数種類のアミノ酸やミネラル、ビタミン、抗酸化剤が配合された新しい画期的な注入剤です。部分的にボリュームアップさせるヒアルロン酸とは違い、皮膚の浅い層に注入しハリのある肌へ導きます。