確実なリフトアップ効果で10歳若返り
フェイスリフトは、顔のたるみを引き上げる治療です。切開を伴う手術のため、注入法などに比べればダウンタイムがありますが、その分効果の高い治療と言えます。
こんな方におすすめ
- たるみが気になる
- しわが気になる
- 半永久的な効果のある治療を受けたい
- しっかりした効果を得たい
フェイスリフトのポイント
切開はしますが、傷は髪の生え際など目立ちにくい所にできるので目立つことはありません。フェイスリフトといっても手術方法は1つではありません。後程、部分的なフェイスリフトの種類はご紹介しますが、場所ではなく手術の方法によって効果が変わってきます。代表的な「皮膚のみのリフト」と「SMASリフト」をご紹介します。
まず、「皮膚のみのリフト」ですがその名の通り、皮膚だけを引っ張り縫い合わせる手術です。SMASリフトに比べると効果は劣ります。次に、「SMASリフト」ですが、SMAS(スマス)とは表情性筋膜群と呼ばれる筋膜になります。年齢が進むにつれ、皮膚だけではなく顔の筋肉にもたるみが生じるため、SMASを引き上げSMAS同士を合わせる調整をすることでしっかりとしたリフトアップ効果が得られます。
クリニックによって、○○リフト、○○フェイスリフトなどオリジナルの名前がついていることが多く、治療を受ける際には、皮膚のみ引き上げる方法なのか、もしくはSMASまで引き上げる方法なのかは必ず確認しましょう。
治療方法 | 皮膚を切開し、皮膚または筋膜を引き上げる。 |
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ダウンタイム | 手術部位にもよりますが、強い腫れが1週間程度あります。 |
痛み | 手術中は麻酔を使用するため痛みはありませんが、術後に痛みが出る場合は処方される痛み止めを服用します。 |
持続効果 | 半永久的に効果があります。 |
フェイスリフトの種類
フェイスリフトの中でも代表的なものをご紹介します。
フェイスリフト
顔全体的なリフトアップで、顔のたるみには一番有効です。顔全体と広範囲のたるみに効果が出るため、10歳は若返りたいなど大きな効果を求める方に向いています。切開をする範囲は髪の生え際で、こめかみのあたりから耳の前、耳の裏にかけてになります。
ミニリフト
頬や口元などフェイスリフトに比べると部分的な方法です。効果の出る範囲が狭い分、切開範囲は狭く耳の前となります。切開部分をなるべく少なくしたい方、頬だけの効果で十分という方に向いている方法です。
額リフト
額のしわの原因がたるみの場合、眉毛やまぶたも下がってきているはずです。そのような額や目元のたるみを改善するのが額リフトです。切開範囲は髪の生え際もしくは髪の毛の中になります。
ネックリフト
ネック=首のリフトアップになります。年齢が出やすいと言われる首ですが、ネックリフトでは首やあごの縦じわやたるみが改善されます。切開部分は耳の裏側が一般的です。
こめかみリフト
名前の通り、こめかみ部分(髪の生え際)を切開する方法になります。こめかみ部分を引き上げることで頬上部や目元のたるみ、目尻のしわなどが改善されます。